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東久留米 妊活整体!鉄の吸収
2019年1月24日
こんにちは
不妊、妊婦専門治療家の成田整体マッサージの成田です。
妊娠には「鉄」って大事です。
現代人はこの鉄が少ない方もいます。
お客様から鉄が少ない、貧血ですけどどうしたらよいでしょうか?
という問い合わせもあるくらいです。
栄養で、鉄は大事ですけど、実はすごく気をつけなけばいけません。
鉄はさびやすいというのもありますが、電子の受け渡しも用意です。
なので、代謝やエネルギーには使いやすいものになります。
ただ、体内で過酸化水素から悪玉活性酸素のヒドロキシラジカル(活性酸素の中で最も抗酸化が強い)が作られる反応ですが、これは還元鉄F2+(吸収率が強く酸化しやすい。貧血の薬で使われる)で進みます。
つまり、何が言いたいかといいますと、
体内に余分な鉄がある場合は活性酸素(細胞を傷つける)が増えやすくなります。
なので、病院で貧血の薬としての鉄は入れすぎない方がいいと言うことです。
鉄は炎症にも凄く反応性が強くて、炎症が起こっていると、
網内系(生体の防御に関与している細胞)の中に隠れます。
という事は、炎症が起こしていると、血清鉄(血液の中に隠れている鉄)が
少なくなります。
まーここまで少し難しい話しをしてきましたが、
簡単に言いますと、腸とか、のどとか、身体のどこかで炎症を起こしていると
鉄が少なくなります。
なので、鉄は貯めて多くのが大事です。
鉄がどれくらいあるのかと言うのは血液検査で2種類で分かります。
・血清鉄
・フェリチン
他にもありますが、とりあえずこの二つ。
「血清鉄」は血液にある鉄の事を言います。
「フェリチン」は貯蔵鉄といいまして、細胞で貯蓄している鉄です。
この二つが少ないと鉄は不足しています。
海外だと、フェリチンが40以下ですと体外授精がしてくれません。
世界でも鉄は大事にしています。
では、どのようにしたら鉄を吸収出来るのでしょうか?
鉄は食べ物で取るときに大事な事があります。
肉とか、魚、ほうれん草やあさりなど色々取れるものはありますが、
ちゃんと「胃酸」が出てないと、鉄を吸収出来ません。
胃酸が弱い方などは、胃酸を出るようにしていく事が大事になってきます。
胃酸を出すためには、
「よく噛むことです」
これが一番大事です。
そして食べ物を美味しくいたただく事が、
栄養を吸収していく上では、大事になって来ます。
胃酸の原材料を増やすのは、
鉄とカルシウムと天然の塩です。
これは、ねらって取るのではなくて、
よくかんで、海のもの、山のものを取る事で
補充できます。
ただ、腸内環境がわるかったり、カンジタ菌(腸のカビ菌。甘いのを欲するのはこの菌のせい)が
多かったりすると、鉄の吸収はうまくいかなくて、減りやすいです。
まとめです。
大事なことは2つです。
①腸内環境をよくする、
②よくかむこと
この二つをしっかりやることで、鉄は吸収されやすくなります。
特に動物系の鉄の方が吸収率良いみたいです。
肉や魚ですね。
まずはできる事方やって、鉄を吸収して
妊娠しやすいカラダを作っていきましょう。
成田生体マッサージ 成田政広